eeroメッシュネットワークは、eeroアプリを通じてアクセスできる様々な拡張機能の設定をご提供いたします。
これらの機能には次のものが含まれます:
- 固定IPアドレス
- カスタムDNS
- DHCPとNATの設定
- IP予約とポート転送
- バンド(クライアント)ステアリング
さらに、eero Plusのお客様がご利用できるeero DDNSにより、動的IPアドレスが変更された場合でもネットワークへのリモートアクセスが可能になります。
固定IPアドレスの設定:eeroネットワークを作成すると、eeroアプリで固定IPアドレスを手動で設定できます。
- eeroアプリを開き、[設定]タブをタップします。次に、オプションのリストで[詳細]をタップし、[インターネット接続]を選択します。[固定IPバブル]をタップし必要な情報を入力します。
DNS:DNSは、www.eero.comなどのアドレスを携帯電話やコンピューターが認識できるIPアドレスに変換します。通常、ISPはWebアドレスを解決する自動DNSサーバーを提供します。ただし、カスタムDNSを設定したい場合はeeroアプリから行うことができます。
- [設定]タブをタップし、[詳細設定]を選択します。[DNS]を選択し、[カスタム DNS]バブルをタップしてご希望のDNSサーバーを入力します。
DHCPとNAT:[詳細設定]の[DHCPとNAT]セクションで、eeroネットワークが接続されたデバイスにIPアドレスを割り当てる方法を設定できます。[自動]を選択すると、ネットワークに最適な設定が自動的に選択されます。特に複雑なホームネットワークがある場合は、eeroネットワークのカスタムIPアドレス設定を行うことができます。[手動]をタップして、IPアドレスのプレフィックスを選択しリース範囲を手動で指定する必要があります。
最後に、eeroメッシュネットワークをブリッジモードにすることもできます。その場合でもWi-Fiの電波は飛ばせますが、インターネットに接続するには別のルーターが必要になります。
予約とポート転送:この詳細設定では、eeroネットワーク上のデバイスにIP予約とポート転送ルールを割り当てることができます。ポート転送を使用することで一つのクライアントへポートを手動で解放し、直接その機器にトラフィックを通すことができます。
たとえば、IPアドレスがX.X.X.XのラップトップでFTPサーバーを実行したい場合は、TCPトラフィックをそのIPアドレスに送信するポート転送をeero経由でポート21に作成することもできます。ポート転送を設定する方法についてはこちらの手順をご確認ください。
UPnP:ユニバーサルプラグアンドプレイ (UPnP) を使用すると、ゲーム機やメディアセンターなどのデバイスがインターネット上の他のデバイスに直接接続できるようになります。この機能はデフォルトで有効になっていますが、オフにしたい場合はスライダーで切り替えられます。
バンドステアリング:ほとんどのデバイスがデュアルバンドで2.4GHzと5GHzの両方に対応しています。5GHzは通常混雑が少ないのでより高いパフォーマンスを提供します。バンドステアリングは、デバイスが以前に2.4GHzと5GHzの両方で検出されたかどうかを追跡し、検出された場合は長期的なデバイスのパフォーマンスを向上させるために5GHzに[誘導]を試みます。また、デバイスが必ず5GHz帯域を選択する保証はありませんが、その設定を優先するのに役立ちます。
eero DDNS:eero Plusのお客様がご利用できるeero DDNSを使用すると、動的IPが変更されたかどうかに関係なく、ネットワークに簡単にリモートアクセスできます。また、eero Plusの新しいDDNS機能を使用することで、固有のホスト名がネットワークの名前として設定されます。