パワー・オーバー・イーサネット(PoE)とは、機器に電力を供給する方式の一つです。従来の電源アダプターとコンセントを使用する代わりに、PoEではイーサネットケーブルを通じて電力を供給します。コンセントの位置を気にすることなく、ご自宅のさまざまな場所に機器を設置することができます。
eeroはPoEに対応していますか?
すべてのeeroモデルがPoEに対応しているわけではありませんが、PoEでの使用を目的とした専用製品をご用意しています。eero PoE 6、eero PoE 7、eero Outdoor 7、eero PoE Gatewayは、いずれもPoEに完全対応しています。
eero PoE 6 は、PoE(802.3af)に対応した給電機器(PSE)であればいずれでも給電可能です。一方、eero PoE 7 には PoE+(802.3at)対応の給電機器(PSE)が必要です。また、eero PoE 6 および PoE 7はeero 電源アダプターに対応しており、一部の地域では別途ご購入いただけます。お使いの eero に適したアダプターについては、電源アダプターに関する記事をご参照ください。
eero Outdoor 7は、PoE+以上に対応した給電機器(PSE)でご利用いただけます。また、耐候性PoE-AC変換アダプターとのセットでご購入いただくことも可能です。
注記:eero PoE Gatewayには8つのPoEポートが搭載されていますが、本体の動作に必要な140W USB-C電源アダプターが付属しています。
PoEの規格にはどのような種類がありますか?
PoEには、接続されたデバイスへの給電量を規定するさまざまな規格があります:
- PoE(802.3af)は最大12.95 Wを給電します。
- PoE+(802.3at)は最大25.5 Wの電力を供給します。
- PoE++(802.3bt)は、タイプ3で最大51 W、タイプ4で最大71.3 Wの電力を供給します。
PoEの仕組み
PoEにはCat5e以上のイーサネットケーブル(LANケーブル)をご使用いただけます。PoEでデバイスに給電するには、まずそのデバイスがPoEに対応しているかどうかをご確認ください。次に、イーサネットケーブルを通じてデバイスを起動するために必要な電力を供給する給電機器(PSE)が必要です。PSEは以下の2種類に分けられます:
PoEインジェクター:PoEインジェクターは、イーサネットケーブルに電力を追加するための機器です。上流のルーターまたはPoE非対応のネットワークスイッチから、データのみの通信に加えて、ケーブルに電力を「供給」することで、データと電力を同時に下流に伝送できるようにします 。
PoEスイッチ:PoEスイッチは複数のポートを備えており、通常のネットワークスイッチとは異なり、各ポートが接続された機器に電力とデータ通信の両方を提供します。
デバイスに合わせてPSEを選ぶ際は、2つの点をご確認ください。各ポート毎に供給可能な電力量と、総電力バジェット(PSEが供給できる総電力量)です。PSEの電力バジェットを超えた場合、接続しているデバイスの起動に必要な電力が供給されません。
PoEのメリットとは?
PoE セットアップは、ネットワークに次の利点をもたらします:
- 必要なケーブル数を削減できます
- 停電時でも、無停電電源装置などのバックアップがあればネットワークが途絶えることはありません。
- データ転送速度は従来の電源使用時と変わらず維持され、速度低下の心配はありません。