PPPoEとは
PPPoEは、Point-to-Point Protocol over Ethernetの略です。このプロトコルは、インターネットサービスプロバイダー(以下「プロバイダー」)がインターネット接続(ケーブルネットワーク、イーサネットネットワーク、そしてファイバーネットワーク)でデータを受信する方法を管理するために設計され、お客様の複数のご自宅をひとつのプロバイダーサーバーで接続できるようにします。Point-to-Point Protocol (PPPoEのPPP)は、ユーザー名とパスワードによる認証も可能にします。
注:eeroネットワークでPPPoEを設定する前にお読みください
プロバイダーがPPPoEを要求する場合
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PPPoEの認証情報については、プロバイダーにお問い合わせください。
- PPPoEの認証情報は、Wi-Fiログイン認証情報とは異なります。
- PPPoEの認証情報は、プロバイダーアカウントの認証情報とは異なりますが、プロバイダーによって管理されている可能性があります。
- PPPoEのセットアップに誤った認証情報を入力すると、ネットワークが無効になることがあります。この場合は、ゲートウェイとして利用しているeeroをハードリセットしてから再度お試しいただくか、support@eero.comまでお問い合わせください。
- PPPoE認証情報は、eeroネットワークを設定する前にプロバイダーから提供されます。
PPPoEは、eero OS v 6.6.1およびeeroアプリのバージョン6.13.0以降に対応しています。eero Pro 6、eero 6、eero Pro 6E、およびeero 6+はPPPoEに対応しています。
注意:この機能にはファームウェアのアップデートが必要です。古いeeroをセットアップする場合は、モデム/ルーターまたはルーターに接続した状態でネットワークをセットアップし、v6.6.1以降にアップデートする必要があります。既存のルーターの後のeeroを設定する方法[eeroのダブルNAT化]、またはネットワークソフトウェアをアップデートする方法については、こちらのページをご参照ください。
既存のネットワークでPPPoEを設定する手順をご紹介します:
- eeroアプリを開きます
- [設定タブ] > [ネットワーク設定]を選択します
- [ISP設定]をタップします
- [WANタイプ]をタップし、[PPPoE]を選択します
- PPPoEのユーザー名とパスワードを入力し、[保存]をタップして[適用]をタップします
- PPPoE認証情報を適用したら、イーサネットケーブルを使ってeeroをモデムに直接接続します。インターネット接続が失われますが、1~2分以内にオンラインに戻ります。
注意:PPPoEを有効にすると、次回インターネット接続の復元または再起動を行うときに設定したPPPoE認証情報を使用してネットワークがオンラインに戻ろうとします。正しく設定されていないと、再起動やその他の接続の中断の後、ネットワークがオンラインに戻らない場合があります。
ネットワークがオフライン状態になるのを防ぐため、以下の手順に従ってください:
- PPPoE認証情報が正しく入力されていることを確認してください。不明な場合は、プロバイダーにお問い合わせください。
- プロバイダーがモデム/ルーター一体型デバイスを提供している場合は、eeroでPPPoEを有効にした後、そのハードウェアをブリッジモードにするためにはプロバイダーへの連絡が必要となる場合もございます。
- 現在eeroを他社製ルーターとブリッジモードで使用している場合は、まずeeroアプリの[設定] > [ネットワーク設定] > [DHCPとNAT]からeeroを自動モードに切り替える必要があります。これが完了したら、上記の手順に従ってPPPoEを有効にします。eeroでPPPoEを有効にできたら、ルーターとeeroを交換することができます。