eero Built-inセットアップガイド
Echo(AmazonのパーソナルAIアシスタントAlexaを搭載したスマートスピーカー)をWi-Fiエクステンダーに変えられるのはeeroだけです。eeroは家庭用メッシュWi-Fiのパイオニアとして、お客様に必要な接続を確保するお手伝いをします。eero Built-inを使うと、Echoがご自宅の好きなところまでWi-Fi範囲を広げてくれます。
eero Built-Inとは何ですか?
eero Built-inは、対応するEcho製品をeeroメッシュWi-Fiエクステンダーに変える最新技術です。既存のeeroネットワークに最大92平方メートルの適応範囲を追加し、5GHz帯で最大100Mbpsの速度をサポートし、10台以下の接続デバイスに対応します。それには、互換性のあるEchoデバイスが必要です。詳細情報は以下をご覧ください。追加料金なしで、すべてのお客様にWi-Fiを提供します。
どのように機能しますか?
eero Built-inを使用すると、対応するEchoデバイスをeero Wi-Fiネットワークのメッシュノードやアクセスポイントとして使用できます。これにより、接続されたデバイス(ノートパソコン、スマートフォン、セキュリティカメラなど)がEchoデバイスを介してインターネットに接続できるようになり、ご自宅のWi-Fiカバー範囲が拡大し、バッファリングや接続の途切れを減らすのに役立ちます。eero Built-in機能を使用するには、互換性のあるゲートウェイとして利用しているeeroデバイス(以下、eeroゲートウェイ)と互換性のあるEchoデバイスが必要で、eeroとAmazonアカウントを紐付ける必要があります。ネットワーク内の他のeero製品が2.4GHz、5GHz(およびeero Pro 6Eでは6GHz)のデバイスに対応しているのに対し、eero Built-Inが拡張するWi-Fiは5GHzの接続デバイスのみに対応していることにご注意ください。eero Built-Inを有効にすると、お使いのeeroデバイスがすでにEchoデバイスまで良好なWi-Fiカバー範囲を提供していることを、eeroが賢く検知します。その場合、eeroはEchoデバイスからの干渉を避けるために、Echoデバイスのeero Built-in機能を自動的に無効にします。
- eeroの特許取得済みTrueMesh technologyが一部のEchoデバイスに追加され、メッシュWi-Fiエクステンダーとして機能する初のEchoデバイスです。
- 既存のWi-Fiカバー範囲を92平方メートルに拡大
- 互換性のある各Echoデバイスは最大100Mbpsのスピードに対応
- 互換性のあるEchoデバイスは最大10台のクライアントデバイスに対応
- 互換性のあるeeroゲートウェイが必要
- 予定販売価格:互換性のあるeeroルーターとEchoデバイスで機能を有効にする場合は無料です。
互換性のあるデバイスは?
互換性のあるeeroのデバイス
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互換性のあるAmazon Echoのデバイス
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デバイス名 |
Echo Dot(第5世代)時計付き |
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Echo Dot (第5世代) |
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Echo (第4世代) |
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Echo Dot |
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Echo Dot (第4世代)時計付き |
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Echo Pop |
デバイス世代
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第5世代 |
第5世代 |
第4世代 |
第4世代 |
第4世代 |
第1世代 |
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デバイスの保証範囲 | 最大92平方メートルまで追加可能 |
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最大92平方メートルまで追加可能 |
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最大92平方メートルまで追加可能 |
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最大92平方メートルまで追加可能 |
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最大92平方メートルまで追加可能 |
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最大92平方メートルまで追加可能 |
システム性能
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最大100Mbps |
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最大100Mbps |
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最大100Mbps |
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最大100Mbps |
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最大100Mbps |
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最大100Mbps |
対応デバイス数
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最大10台 |
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最大10台 |
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最大10台 |
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最大10台 |
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最大10台 |
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最大10台 |
eero Built-inの設定方法を教えてください
互換性のあるEchoデバイスをメッシュWi-Fiエクステンダーとして使用するには、Amazonアカウントとeeroアカウントを紐付ける必要があります。eeroネットワークをAmazonアカウントに紐付けると(eeroアカウントとAmazonアカウントを紐付けるか、Amazon認証情報を使用してeeroアプリにログイン「Amazonログインとも呼ばれます」)、AmazonフラストレーションフリーセットアップやZigbeeスマートホームなど、eero Built-in以外の機能をサポートすることで、ネットワークやスマートデバイスとのやり取りがさらに簡単になります。eeroのセットアップやBuilt-inの有効化に関するヘルプが必要な場合は、以下の項目から選択してください。
- 初めてeeroを購入しました。Amazonの認証情報を使用してログインし、アカウントを紐付けます
- 初めてeeroを購入しました。eeroの認証情報を使用してログインし、アカウントを紐付けます
- すでにeeroを購入しており、Amazonログインへの紐付けまたは有効化を希望しています。
- すでにeeroを購入し、Amazon-eeroアカウントに紐付けしており、Built-inを有効化する必要があります。
初めてeeroを購入するので、Amazonの認証情報を使ってログインし、アカウントを紐付けします
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初めてeeroを購入しました。eeroの認証情報を使用してログインしアカウントを紐付けます
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eero Built-inが有効になると、eero Built-inに互換性のあるEchoデバイスがeeroアプリに一覧表示されます(デバイスカバー > Amazon Connected Home > eero Built-in)。また、eero Built-inが有効になっている場合、現在ネットワーク上にある互換性のあるEchoデバイスだけでなく、あとからネットワークに参加するEchoデバイスも自動的にWi-Fiを拡張します。一部のeero、Echo Amazon、および/または、 Alexa機能は、eero Built-inと互換性がない場合があります(以下を参照)。
eeroアプリの[eero Built-in]セクションで、ディスカバー > Amazon Connected Home > eero Built-inにアクセスし、デバイスごとにeero Built-inのオン/オフを切り替えることで、個々のEchoデバイスを有効または無効にすることができます。こうすることで、ネットワークレベルで機能を無効にしなくても、特定のデバイスでeero Built-inを無効にすることができます。
eero Built-inの機能を最大限に発揮する為には、1つのネットワークにつき4台以下のEchoデバイスでeero Built-inを使用することをおすすめします。より広いカバー範囲やスループットをお求めのお客様は、ネットワークに新しいeeroデバイスを追加することをおすすめします。
これでeero Built-in機能を利用できるでしょう! 何か問題がある場合は、トラブルシューティングのヒントをご参照ください。
トラブルシューティング
eero Built-Inのセットアップに関するトラブルシューティング
eero Built-Inのセットアップがうまくいかない場合のよくある原因を以下に挙げています。これらのエラーが発生すると、eeroアプリにエラーメッセージが表示されます。
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Echoデバイスが最新ではありません/eero Built-inと互換性のあるファームウェアバージョンではありません
- Echoデバイスまたはeeroファームウェアをアップデートするには、上記のアップデートの手順をご参照ください
- Echoデバイスを再起動します
- eeroゲートウェイを再起動します
- eeroアプリを終了して再度開きます。eeroアカウントがAmazonアカウントと紐付けされていれば、再度eeroアプリを開くことで、未登録のeeroが、Amazonアプリに登録されます
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eeroとAmazonのアカウントがまだ紐付けられていない可能性があります
- 上記の手順をご参照ください
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Alexaアカウントとeeroアカウントは同じものではありません
- Echoデバイスが、eeroアカウントに紐付けされているものとは別のAmazonアカウントで設定されている場合、デバイスのアクセスポイントとして機能はできません
- これは、Alexaとeeroアカウントの紐付けが目的で、同じAmazonアカウントを使用することでのみ解決されます。Alexaアプリ > デバイス設定にアクセスして、eeroネットワークと同じAmazonアカウントでデバイスを再登録するか、Echoデバイスのアクションボタンを25秒間長押しします。または、eeroネットワークの紐付けを解除し、このEchoデバイスで使用しているのと同じAmazonアカウントに再度紐付けすることもできます
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Echoデバイスがeero Built-inを使用できず、eeroアプリにエラーが表示されています
- お使いのEchoデバイスが、最も近いeeroデバイスに対して近すぎる、もしくは遠すぎる可能性があります。eeroアプリの設置方法に従って、もう一度お試しください
- 影響を受けたEchoデバイスのeero Built-inを無効にしてから再度有効にしてください
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お使いのEchoデバイスがゲストネットワークに接続されており、eero Built-inが機能していません
- eero Built-inが機能するには、Echoデバイスがメインネットワークに接続される必要があります
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以下の手順に従って、ネットワークを切り替えてください:
- Alexaアプリを開きます
- [デバイス]を選択してください
- [EchoとAlexa]を選択してください
- [デバイス]を選択してください
- Wi-Fiネットワーク]の横にある[変更]を選択し、アプリの指示に従ってください
eero Built-Inの一般的なトラブルシューティング
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接続されたデバイスがeero Built-In対応のEchoデバイスへ接続されていないようです
- ご利用中のエリアはすでにeeroデバイスによって十分カバーされている可能性があります。一番近いeeroデバイスからEchoデバイスを少し離れた場所に移動させた方がよいでしょう。eeroデバイスは優れたメッシュWi-Fiで、その役割はメッシュWi-Fiを維持することです。Echoデバイスまでの距離がeeroデバイスよりも近い場合であっても、接続されているデバイスは接続を最適化するので、Echoデバイスへ接続されない可能性があります
- 重要なのは、接続されたデバイスが自らローミングの判断を行っていることです。一部のAndroidスマートフォンなどのデバイスは、他のデバイスよりも頻繁にローミングを行います。これらのデバイスは、受信信号強度 (RSSI) やWi-Fiなどの要素を考慮し、自身の接続を最適化しようとします。つまり、特定のデバイスがEchoデバイスを適切な接続先と見なさず、代わりに別のノードに接続する可能性があります
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接続デバイスのアップロード/ダウンロードが希望通りの速度ではありません
- eero Built-in対応のEchoデバイスは、理想的なRF環境(電波や電気信号のうち、無線通信の搬送波として利用できる周波数)で最大100Mbpsまでの速度に対応しています。
eero Built-inのトラブルシューティングのサポートが必要な場合は、サポートまでお問い合わせください。
eero Built-inと互換性のない機能は何ですか?
以下に示す機能は、eero Built-inと互換性のない主な機能の一部です。この一覧はすべてではありません。また、この機能の性能を向上させるため、随時変更される可能性があります。
- eero Built-inが搭載されたEchoデバイスは、5GHz無線周波数のみに対応しています。2.4Ghzと5GHzの無線周波数についての詳細は、こちらのページをご参照ください。
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Echoデバイス低消費電力モード(低消費電力モードの詳細はこちら)
- eero Built-inが有効になっている場合、Echoデバイスの低消費電力モードが無効になるので、メッシュWi-Fiエクステンダーとして有効な状態を維持し、ご自宅のWi-Fiカバー範囲を拡張します。
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Alexaホームシアター
- Alexaホームシアターが有効になっている場合、EchoデバイスはFire TVのクライアントとして関連付けられます。これは、Echoデバイスがネットワーク内のeeroデバイスにメッシュ接続されるeero Built-inアーキテクチャーとの互換性はありません。Echoデバイスは、メッシュモードとクライアントモードを同時に使用することはできません。
- eero Built-Inはeeroゲストネットワークには対応していません。また、ゲストネットワークは拡張されません。
- eeroネットワークがブリッジモードの場合、eero Built-Inには対応しません。
- eero Built-inが有効になっている場合、eeroネットワーク全体でHomeKit対応ルーターの機能が制限されることがあります。
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WPA3
- WPA3が有効になっている場合(eeroアプリのディスカバー > eero Labsから設定可能)、eeroデバイスは、eeroとデバイス間の接続にWPA3移行モードに対応しています。Echoデバイスは、Echoデバイス(アクセスポイントとして)と接続されたデバイス間の接続にWPA2を使用します。
- eeroホームメッシュWi-Fiシステム(第1世代)は、eero Built-inには対応していません。
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動的周波数選択 (DFS) チャンネル
- eero Built-inアクセスポイントとしてEchoデバイスを追加した場合、eeroネットワーク上のDFSチャンネルサポートに影響を与える可能性があります。サポートされるチャンネルは、eeroデバイスとEchoデバイスによって異なります。
よくある質問
Q: eeroがWi-Fiカバー範囲を提供している互換性のあるEchoデバイスを持っている場合、eero Built-inは干渉を引き起こしたりWi-Fiの質を低下させますか?
- A: いいえ。eero Built-inを有効にすると、eeroデバイスが既にEchoデバイスの周辺にWi-Fiカバー範囲を提供しているeeroデバイスを賢く検出します。
Q: eeroデバイスの周辺に既にWi-Fiがカバーされている場合、なぜeeroはEchoデバイスのBuilt-inを無効にするのですか?
- A:デバイスの信号が多すぎると干渉が発生し、デバイスの機能が低下する可能性があります。eeroデバイスは一般的に、互換性のあるEchoデバイスのeero Built-inよりも高速なインターネットに対応しているため、それらのカバー範囲が大幅に重複している場合、eeroは近くのEchoデバイスよりも近くのeeroデバイスを優先します。
全性能情報
eero Built-inは、アメリカ、カナダ、チリ、日本、そしてイギリスで利用可能なオプション機能です。Wi-Fiネットワークは互換性のあるeeroルーターを使用し、Echoデバイスは互換性のあるeeroデバイスの範囲内にある必要があります。この機能を使用するには、eeroとAmazonアカウントを紐付けし、eeroモバイルアプリからeero Built-inを有効化する必要があります。eero Built-in対応Echoデバイスは、最大93平方メートルの追加範囲、最大100Mbpsの速度、および5GHz帯で10台以下の接続デバイスに対応しています。インターネット接続の速度と利用可能範囲は、インターネットサービスプロバイダー(以下「プロバイダー」)によって異なります。プロバイダーが最大速度を提供しない場合、その最大速度を利用することはできません。最大Wi-Fi速度はIEEE802.11規格に基づくものです。電波到達範囲の予測は、通常の使用条件に基づいています。地域の規制(電力制限を含む)、ネットワーク構成、干渉、接続デバイス、デバイスの使用状況、建材そして障害物などの要因により、実際の通信範囲や性能が変化する場合があり、対応する最大速度がすべてのお客様に提供されるとは限りません。一部のeero、Echo、またはAlexa機能は、eero Built-inと互換性がない場合があります。eero Built-inを含むeero、eero関連製品およびサービスの使用には、eeroアカウントの作成と、http://eero.com/legalに記載されているeeroの利用規約への同意が必要です。eeroのプライバシーに関する案内は 、http://eero.com/legal/privacy をご確認ください。